この場所で紡ぐMelody
2020年、今のところほとんどいいことがない。
もちろん幸せなことだってあって、それを噛み締めるべきなんだろうけど、コロナ禍を乗り越えるほどの継続的ないいことがない。
…と、思ってしまうのも、私にとっての一番の「いいこと」は、大好きなアイドルのコンサートや舞台を見に行くことだとひしひしと感じているから。
開催されたとしても、自分自身は足を運べない現場の数が積み重なる毎日。
そんな中で、今日。
フツーの月曜日。
月曜日はなんとなく憂鬱だけど、内くんの連載「ウチにおいでよ」が更新される日でもあって、よし頑張ろう!と元気をもらう日でもある。
内くんのそのブログには、
インディーズでもいいからやらせてくれ。
と書かれていた。
胸に突き刺さる?
重くのしかかる?
これが何という感情なのかわからない。
気持ちが全部涙になる。
内くんが「これからもライブをしたい」と話すたびに、それが重なるたびに、いつも幸せを噛み締めてきた。
最近ではそれが、「ライブツアー」「来年も」なんて、すごく具体的な言葉になって。
だけどこんなにも、覚悟の表れた強い言葉で、バンドやライブについて語ったのは初めてかもしれない。
私は、内くんのこと、
何にも知らないんだと思った。
事務所を辞めようとして、ジャニーさんが引き止めてくれてたとき。それ以外にも、苦しいこと、きっとあったんじゃないかな。
やりたいけどできないこと。
叶えたかった夢。
そんな中、いつだって目の前のことに、与えられたことに、真摯に取り組んできた内くん。
誰が何と言おうと、内くんはすごい。
いつも、いつでも、希望でいてくれた。
今日までジャニーズを続けていること自体が、内くんの魅力の証明だ。
ただの、持論だけどね。
そうやって積み上げてきて、考えを巡らせ、今この瞬間に思い描く夢を、言葉にしてくれた。
明るく軽い調子で話すことが多く、誤解を受けることもある内くん。
こんなに強く言葉にしてくれたのは、本当に本当に、心からの言葉だからだと思う。
KANA-BOONの「眠れぬ森の君のため」という曲に、こんな歌詞がある。
僕がCDを出したら
君はこっそりタワレコに行って
キョロキョロあたりを見渡しながら
半べそをかくのさ
大袈裟じゃない。
夢物語じゃない。
本気で。
内くんのCDを手に取って泣きたい。
これが私の夢だ。