#僕キセ から「好き」を考える。
私の今お気に入りのドラマ
「僕らは奇跡でできている」。
私は飽き性で、限られた「好き!」が続く人・ものが関わっていなければ、興味があまり長く続かない。そういう理由で、続けてドラマを見ることがほとんどなかった。
でも今回、関西ジュニアが好きな私は、新庄くん役で大吾くんが出演することをきっかけに、ふと、このドラマを見てみようと思えた。
今思うと、この、「なんとなく」に感謝です。
このドラマを通して(と言ってもまだ最終話を迎えていませんが。)私が感じたこと、改めて気付かされたことは、好きを大切にすること、好きは自分をつくることです。
ちなみに、私の好きは、ジャニーズです。2人のアイドルが大好きで、毎日パワーを貰っているし、2人のおかげで1日が輝きます。
本題に戻って。
僕キセ、「なんかいいなあ」と思ったのはいつだったか なんでだったか、思い出すとハッキリしなくて。
今1,2話を見返すと、今の自分の感覚でまた新たな見方になってしまうので、そのときどう感じたか、ってハッキリそのままはわからない。
でも、高橋一生さん演じる相河先生が魅力的で、何考えてるんだろう?って気になって。次も次も、と見ていた気がする。
「相河先生は、面白がる天才だから」
本当にそうだなあ、相河先生を通して見る世界はなんだかおもしろく見えるなあ!と思いながらこれまでドラマを見てきた。
そして、ちょっと羨ましいなあとも思った。
好きを仕事に、好きを好きなだけ。
私はジャニーズ以外にも好きなことがあって、それを仕事にしようと思ったこともあった。でもやめた、勇気がなくて。お金が稼げないかも、とかいろんなことが邪魔をした。
今は、今している仕事の中で好きを見つけている最中なので特に問題はないけど、将来どうしようかとか考えていた頃は、好きを貫くって難しい、と思ったりした。
なんで難しいかと言うと、お金が関わる仕事 とかは抜きにして共通する点として、「誰かが気になる」のが大きいなあと思う。
僕キセに出てくる虹一くんのお母さん、それから水本先生も、誰かからの反応や評価が気になるようだったけど、すごくすごくわかる。
私の好きなジャニーズに当てはめて考えると。
私は今、職場の人にジャニーズが好きなことを言えない、言わないようにしている。
昔、にこにこと誰かに話をしたことがあった
「◯◯くんが好きでね〜、」と。
そしたら、「あー◯◯くんね」と冷めた反応をされた。たったそれだけ、それだけのことで、二言目を封印してしまった。好きなことを受け入れてもらえないってなんだか悲しい。
"◯◯くんを好きな自分"が、「一番自分らしい自分」で、「好きでいられる自分」だと思う。
だって私は◯◯くんのことでなら積極的にもなれるし、◯◯くんのライブや舞台を観に行く日まで心待ちにしながら頑張る時間が私を心をときめかせる。
だからこそ、好きを受け入れてもらえないことは、なんとなく自分が否定されたような胸が痛くなる感覚がある。
その反面で、同じくジャニーズを好きな友達と話していると、「わかる!」「私まで嬉しい」「◯◯くんすごいね!」とあったかい言葉が溢れてくる。
なんて素敵な世界なんだろう、と思える。
そして、こういうときの関係って、年齢とか職業とかどうでもよくなる。
僕キセでは、小学生の虹一くんが相河先生を「一輝"くん"」と呼ぶけれど、それも似たようなものがあるんじゃないかな。好きが同じもの同士、それだけがただただ強く結ばれる理由であって、それ以外のことは問題ないのかも。
相河先生と虹一くんが2人だけで話しているシーンはいつも、2人とも目がキラキラしている。まっすぐに好きでいるって、こんなに人を輝かせるんだなあと思う。
相河先生が"昔は自分自身と仲良くなれなくて好きになれずにいつも泣いていた"と話していた。
自分のことを好きでいられないって、本当につらいことだと思う。
私も自分のダメなとこ いやになるとこ 直したいとこ たっくさんある、山ほどある。
でも不思議と、自分自身のことをしぬほど嫌いだ、とは思っていない。なぜなのか?その理由は、このドラマを見ていて気づいた。
私は今好きなアイドルを小中学生ぐらいからずっと好きでいる。その間ずっと、私の母は好きを受け入れ続けてくれた。
もちろん怒られることもあったけど(笑)
「◯◯くん舞台決まったの?!すごい!」
「ずっとアイドルを続けてくれて、嬉しいね」
「◯◯くんが頑張っていると頑張れるね」
私の好きを否定することはなかった。
それだけのこと、その積み重ねが、ダメなとこは山ほどあるけれど、自分を好きでいられるわたし をつくってくれたと思っている。
自分のことを好きでいられるかどうか、っていうのは、何かをやってみたいと思えるか?とか、自分の1日を褒めてあげられるか?とかいろいろなことに関係する大切なことのような気がする。
自分のことなのに、自分だけの力じゃどうにもならないことがある。
僕キセでは、「すごいところ100個言えます」
という台詞に全てが詰まっている。
だれかが自分の当たり前を認めてくれること、自分のありのままを受け入れてくれることがどれだけ心強くて、あったかい気持ちで満たされるか。
自分を好きでいること
好きを大切にすること
これはすごく強く結び付いていて、
自分の根っこになるように思う。
こんな風に素敵な自分になれたら、相河先生のように、周りの人にもあたたかさを持って接することができると思う。好きを受け入れてもらえた経験は、誰かに優しい気持ちを分けてあげたいと思うきっかけになるかもしれないから。
わたしは、わたしの大好きなアイドルのすごいところ100個言えます。大好きです。これからも多分。好きじゃなくなるまでずっとずっと好きです。
明日もまだ多分職場の人にジャニーズが好きってことは打ち明けないだろうけど、明日からも好きを大切に生きたいです。
それから、みんなの好きをにこにこと受け止められる人になりたいです。
あーーー!!素敵な作品に出会えてよかった!
このドラマも、私の好きのひとつです。
好きの強さ深さはまちまちだけど、どんな好きも、ほんの一瞬のときめきも、見つけたら全部大切にしよう。
追記)
私は、応援している関西ジャニーズJr.の今江大地くんのアイドルとしてのスタンスがすごく好きです。
いつもステージを「最高に楽しむ」と言ってくれる。もちろんアイドルとして、ファンを大切に考えてくれているのだけど、それと同時に自分自身が楽しむことを大切にしている人だ。自分の「好き」「楽しい」を大切にして輝いている人。好きを仕事につなげている素敵な人。
さらに、私が今江くんを好きな理由の1つに、特技として「アクロバット」を挙げていること、がある。アクロバットをしている今江くんがかっこいいから、というだけではない。ジャニーズの中にはJr.でもアクロバットを出来る人がいる。その中で誰が一番すごいかとかは素人目にはハッキリわからないけれど、同じ特技を持っている仲間が近くにいても、自分の特技はこれだ!と言えるところが素敵だなあと思う。
好きを大切にして輝くアイドルを、まっすぐ好きでいる自分のことは、ちょっと好きです。