切なさだけを愛する証拠だと思わせないでくれ
このタイトルで記事を書くのは2回目ですが。上手く言葉にできなくて、歌詞に頼るしかなくて。
関ジャニ∞を、やめる。
こうやって字にしただけで、うっ と涙が溢れそうになるような事実が現実が迫ってくる。
まだ、ぜんっぜん信じられない。
すばるくんは確かにバンドのメインボーカルだけど、メインボーカルが抜けるから関ジャニ∞が心配とかそんなんじゃない。
関ジャニ∞は今、7人の歌とキャラクターと‥それぞれ役割があって、関ジャニ∞たらしめていると漠然と思うから。
6人で関ジャニ∞なんて違和感の塊で、
いやだ 悲しい そんなのよりも、
受け入れられない 信じられない。
私は内担で、7人や内くん本人の意志ある言葉を聞いて、それぞれのパフォーマンスを見て、やっとのことで7人の関ジャニ∞を受け入れた。
そして受け入れた後にさらに、前向きに応援することもできるようになった。
だから、私の中で関ジャニ∞は8人としての形と、7人としての形がある。
自担が脱退した経験があるにもかかわらず、なぜか関ジャニ∞は大丈夫だって思ってた。メトロックも経験して、7人の想いが結束して。そんなエイトを見てみたくて、久しぶりに今年のツアーには行ってみようかな、バンドもアイドルもお笑いも見たいな、なんて。
内担の私にとって、関ジャニ∞はいつ見ても安心できる場所だった。バラエティをたまに見てもやっぱり昔と同じように笑っちゃって元気をもらえるし、周りを気にかける優しさも人間味も、後輩から尊敬される人柄もパフォーマンスも誇れるし。
マメに情報をチェックしなくなったようなやつがエイトについて語るなんてうるせぇよと思われるかもしれないんだけど、それでもやっぱり私はエイトが大好きだったみたい。
昔のライブ映像なんかを、馬鹿みたいに脳内再生できちゃって。音楽だってそうだけど、そこからすばるくんの声が無くなるなんて、ねえ、嘘でしょ。
いつかまた7人でどこかで、って前向きな言葉を嘘だとしてもかけられる、そんなファンの方たちが本当に素敵だなあと思う。
大好きな7人から 1人がいなくなる、たった1人だけど、大き過ぎる。正直、何かが「終わった」って思ってしまった。何がかはわかんない。
それでも、会見でのメンバーの言葉を聞いていたら、一番しんどいのは彼らなんだと思った。そして、もう本当にめいいっぱいの手を尽くし切った上での決断なんだと実感せざるを得なかった。
すばるくんが音楽を理由にしているのは納得できる。
eighter以外の一般の方にとっても、すばるくんは音楽を大切にしている人として映っていたように思う。それぐらい、周囲に伝わるぐらい!歌唱力も表現力もあって。すばるくんのやり方で関ジャニ∞を引っ張っていたんじゃないかな。
すばるくんは、FIVEとバンドでライブをしていたり‥昔から音楽が好きな人というイメージは強かった。それから、エイトがバンドで活躍するたびに、すばるくんのやりたいことや夢がエイトで少しずつ叶えられている、と思ってた。何の疑いもなく。
今はまだ、あれ?夢だっけ?現実?みたいなふわっとした感覚と、時々急にくる何とも言えないつらさで。
自分を正当化するみたいな言い方をするけど、7人の関ジャニ∞との思い出は人それぞれだから、今回の件に対する想いもまた人それぞれ。消化する方法もそのスピードも、みんな違う。
私はまだ、7人がまた共演できますように!とかそんなことは思えない。つらいっていうより、抜ける事実すらまだしっかり解釈できていないような感じで、"共演"がしっくりこないし。
大好きな人が抜けた7人組のアイドルに、本当にたくさんパワーをもらいました。自担中心な自分なのに、自担がいないグループを知らないうちにこんなに好きになってしまっていて。
それは、好きだから追いかける、自担に対する思いとは全然違っていたけれど。あんなに苦手だった"7人"の言葉に違和感が無くなるぐらいには、受け入れて、そして、安心できる存在になっていた。
それから今、そんな7人がまた違う形になろうとしていて‥メンバーの気持ちを少し知ってからは、戻ってきてなんて軽い気持ちで言えなくなったけど、やっぱりいやだ。いやだよっていうのが本音。
こんなにいやなのに、7人は終わるんだなぁ。
いつか"8人"でカウコンのステージとか、関ジャムとかクロニクルとか、なんにもなかったみたいに笑って隣に立ってほしいなぁ〜〜って。馬鹿だけどそんな夢を見てたよ。もう7人になって10年以上経つのにね、いや、だからこそ、そろそろこんな奇跡も起こるかもなんて思ってたんだよ。
結局8人が大事なやつみたいになったから説得力のカケラもないんだけど、私にとっての関ジャニ∞は8人と7人。
そこに、6人の形が加わって 受け入れられる日が来るのかは今はわからないけれど、今はとにかく、メンバーだった8人が1人1人幸せでありますようにって願うしかないよ。
すばるくんの会見の翌日、復帰後にファンやエイトのメンバーを想ってつくられた「虹色の空へ」を歌った内博貴くん。何を想っていますか。
音楽が大好きなところは、すばるくんと共通している内くんが、音楽を通して、自分の気持ちを表現したのかなぁなんて思わずにいられない。
これからも、彼らの表現が、誰かにとっての正解でありますように。今はそれしか言えなくて、ごめんね。